この頃、I藤が眉間にしわを寄せてつまらなそうに仕事をしているのが気になっていたので、休診日の留守番当番で時間があったし、話をしてみた。
やりたいと思っていることがあるけれど、上司はS田には課題を与えているが自分にはそんなそぶりもないので、あまり気に入られていないのではないかと思う、と。2人で注意を受けても、上司の目は必ず自分に向けられていて、自分だけがターゲットになっているようにも思う、とも言っていた。
そりゃぁ、あんた目立つもの。顔の作りも大きいし、表情も派手だし。やりたい事があるなら言えばいい。言ってみて、実際に採用されるかどうかは院長の判断によるもので、やりたい事があるということを伝えなければ何も始まらない。そんなことで不満がたまって面白くない顔で仕事されると、とても困るし、迷惑だ。受付と言う仕事は医院の看板なんだから、最初の印象はここで決まるんだよ、と言うような事を話したように思う。
とにかく分からない事は聞くように。同じ事を何回聞いてもうちの上司は怒ったりしないから。それよりも怖いのは、分からない事を勝手に判断して先に進めてしまうこと。どこから自分の判断でしたかも分からなければ、訂正のしようもないし、ひいては患者様に迷惑がかかることになる。受付では個人の情報も扱うし、お金も扱うのだから、わからなければ「確認いたしますのでしばらくお待ちください」と伝えて分かる人に聞くように。あとで「間違えていました」と言われたらいやだけど、「確認いたしますので」といって待たされることを嫌がる人はうちの患者の中にはそういないはずだから。
こんな事を話して、自分が何をするべきなのかを考えてもらおうとしていたと思うけど、はたして相手に伝わったかどうか?採用されてから1ヶ月もたつのに、なんで、部署の違う私がこんな話をこんこんとせなあかんのか。それもこれも患者様のためだと思えばこそ。

しっかし疲れるわぁ・・・