やっぱり手紙つき

胃腸科で時間がかかりすぎて手紙の清書も出来ず、頑張って歩いていったら結構混んでいて「12番目です」とのこと。待ち時間の間に手紙の清書。しっかりコンビニでコピーも出来てそれは一安心。あとから来た人は待ちきれない様子で、「薬だけで」と言うてはったので、結局最後の患者になってしまった。
胃腸科にいるころからかなり頭痛がひどく、こめかみのあたりがズキズキしていたので、「今日はどうですか?」と聞かれての第1声は「今日は頭が痛いです。なんだかよくわからないけどこめかみのあたりがズキズキします。」と。
そして、今回も手紙を書いてきたことを伝えるとやっぱり「拝見しますね」と穏やかにしっかりと読んでくださいました。特に、昼間の看護師の言葉あたりになると、少し不穏な顔つきに。それでも最後まで読みきってくださって一言目は「まだ少し、しんどい状態ですね。」って。「基本的に仕事を減らしたり、休んだり、というのが前提なので、家族に対するアドバイスは出来ても、職場の同僚に対してするようなアドバイスはないですよ。これはちょっと難しい問題ですね。」ともおっしゃってました。
「本来なら仕事も出来る状態ではないのです。仕事が出来ているだけたいしたものなんですよ。」とほめてくださり、その上で「本当なら仕事も家事もしないで欲しいんですよ。そしてしっかり休養を取ってもらいたいんです。」とも言われました。
しばらく、旦那から「今日はどう?」って朝となく夕となく聞かれた時期があって、「そんなに毎日変わらない」と答えていたけれど、聞かれることが辛かったこと、普段仲良くしているR子と言い合いになって「自分では病気やと思ってるの?」と聞かれて「先生が病気やと診断された以上、病気なんだろうし、今の自分にはそれ以上のことは分からない」としか答えられなかったことなんかを話していたら涙が流れていた。先生は一つずつうなずきながら聞いてくれ、旦那のことやR子のことについて
「相手は『少しでも良くなっていること』を期待して聞いてくるわけですから、毎日尋ねられるのはきついですな。同僚も気心が知れているからこんなことを言うのだろうけど、気心が知れすぎて、少し遠慮がなさ過ぎているのかもしれませんね。」という様なことを話されていました。
診察が終了したら既に9時を廻っていました。ビルの下の薬局はほとんど閉めていて、薄暗くなっていたので立ち寄らずに帰りました。今度は少し早めに受診して、薬に余裕を持とう。