心療内科その1 下降状態

しばらく日記をさぼっていた、というか子供と寝ようとすると、どうしてもPCを開く時間が短くて、メールのチェックすらできていない状態。
前回の日記の後、心療内科に行くときは手紙を書いて行った。自分の頭の中が整理できてなかったことや、口ではうまく伝えられない気がしたから。
先生は手紙を読んでくださって、「気持ちはよくわかります」と言ってくださった。それだけで少し楽になれた。『私』という人格はとても強固にできあがってしまっていて、それはずっとそういう風に育てられてきたせいだろうと。だけど、今のままではいられない、考え方を変えられるようにならないといけないんですよ、と先生がおっしゃる。
20代と40代では同じ職種で同じように仕事していても、仕事や人生に対する考え方は全く違ってくるのが当たり前で、私の考え方はまだ20代のまま変わっていないんだそうだ。だから年相応の考え方、発想ができるようになりましょうね、あなたは今まで仕事もして家事や子育てもして、人の倍以上働いてきたんですよ、リュックは2つ背負って歩けないから、『仕事』という方の荷物を下ろしただけなのだから。
とても静かに、諭すように私に語りかけられる言葉の一つ一つにうなずいていると涙が流れてくる。どんなに涙を流しても、どんなことを訴えても先生は私を否定しない。
今回は
「あなたの話を聞いたり、手紙を読んだりしていると、つくづく人生の影響を与えられるような出会いをたくさん経験されているんですね」
とも言ってくださった。私がお世話になってきた人たち、人生の先輩や仕事の同僚、それ以外に私と関わってきてくださった方々はすべて私の財産なのだと思う。もちろん主治医も含めて・・・