涙から卒業?

ジェイゾロフトを増量してもらったおかげで、気分はずいぶんましになり、泣くことが少なくなった。とはいえ、胸のモヤモヤ感や何とも言えない重苦しさ、睡眠障害なんかは続いているんだけどね。
昨日は心療内科の診察日で、久しぶりに泣かずに診察室を出ることができた。
親との会話、これからの関わり方について話を聞いていただいた。
主治医からは
「昔の事なんてすっかり忘れてしまって、どんなことを言っても大丈夫、と甘えておられるのでしょうね」
と言われた。
「本気で思ってたら、普通は口にしないですよ、そんな言葉」
とも。
私だってそう思う。自分は行きたくないと思っていても、
「来ないかなぁ、と祈ってる」と言われれば
「じゃあ電話するなり、手紙を書くなりすれば飛んできてあげるのに」ぐらいの台詞を口にする。
主治医はさらに
「今現在は本当に頼られているんですね。もうこちら側がどんな気持ちで言葉を聞いているかなんて気にならないぐらいに」と。
「そう思うので、向こうからアプローチしてこない限り、近づかないようにしよう、と決めました」
と返事をするとうなずきながら
「少し距離は置いておいた方がいいかもしれませんね」
とおっしゃった。
もうそれでいいんだって思うことにした。
どこの世界に娘に向かって「嫌な役をやらせているのは当たり前」だの「会いたい気持ちよりも交渉ごとを進めてもらいたい気持ちの方が100倍ぐらい大きい」だのという親がいるというのか。私の言うことは怖いからおじいさんも言うことを聞いてくれるから、と鬼か何かみたいに言われるのもどうかと思うし。
そんなことを口にしても、涙をこぼさずにすむようになったのは薬増量のおかげかな。