泣かずに話せた

子供を塾に送っていったあと、今日は整形に行く必要がなかったので、そのまま心療内科へ。途中で飲み物を調達して行くと、10番目でした。
購入していった飲み物を飲みながら、かばんに入れてきた書籍を読む。こんなにゆったりと診察を待てるなんて久しぶりです。最近はずっと苦しくて泣きそうで、じっと待っている間に本を読むなんてできなかったから。


診察室に呼ばれて「今日はどうしましたか?」と尋ねられる。
まずは、夫が海外出張に出かけているので、息子と二人で家にいるのが不安なことを伝えた。
「ご主人の顔色をうかがったりするようなことはありませんでしたか?」という質問にはNOと返事ができた。
夫自身も余裕が出てきて私のことを気遣ってくれるし、機嫌が悪くなるようなこともなくなったこと、
決算賞与が出て気分がよい主人のリクエストもあり、1ヶ月ぶりぐらいにまともな夕食を作ることができたこと、
増薬から1ヶ月が過ぎて、薬が体になじんで効果が現れてきているように思うことなどを話すと
「ご主人も疲れてはったんでしょうね。少しずついい方向に向かっているのでしょうかね」とのお言葉。


それからchopper父から電話があったことと、その内容、自分が考えていることを話した。
主治医は一通り聞き終えたあとで
「お兄さんも結構好き勝手やってきはったわけですね。それで全部あなたに頼ってしまってきたんでしょう。何よりもあなたが一番心を許せる相手なのでしょうね」
と言い、
「状況が少しずついい方向へ向かっているみたいですね。ご両親のこともこれで少し距離を置くことが可能になりそうですしね。いい感じになってきているので、このペースでゆっくり行きましょう」
と結んでくださった。


ブログも固有名詞などを修正して、公開に踏み切ったことで、「秘密を持っている」という心のわだかまりのようなものが消えたことも気持ちを楽にしてくれているように感じている、とも伝えた。
薬は先日調節していただいて、十分にあるので、今回は処方なし。
とても久しぶりに、穏やかに診察が進み、双方がにこやかでいられて、少し笑顔で診察室を出ることができた。