疲労のあまり、声も出ず

昨日は診察日でした。翌日の土曜日が祝日なので、絶対に込み合うと思い、あらかじめ息子には塾が終わって迎えに行けていない状態だったら、心療内科まで来てね、と頼んでおいたのは正解でした。
塾が終わる時間を気にしつつ、雑誌をめくっているうちに寝てしまっていたようで、息子に膝を叩かれるまで気がつきませんでした^^;さらに息子が横で漫画を読み出したので、呼ばれたら教えてくれるという安心感も手伝って、さらに眠り込んでしまい、呼ばれたときにはちょっとふらつきがある感じでしたが、診察室に入って挨拶を交わしたら声がほとんどでません。
「すみません。呼ばれるまで寝ていました」と言うと、「そうですか」とうなずきながら、「仕事はいかがですか?」と尋ねられました。
「さすがに疲れてきました」
「でも少しずつペース配分を考えられるようにもなってきたように思います」
「ただ、今週は自分で自分を追い詰めているようなところがある、と感じることが続いたので、昼食後にデパスを飲んで頭を冷やすようにした日がありました」
などといった事を順々に答えていきましたが、
主治医は
「仕事をすることで、自尊心もずいぶん取り戻せてきたと思いますし、役に立っている、頼りにされている、といった喜びも感じていることはよく分かります。だけどね、体力的にはもうほとんど限界に近いでしょう?そこが一番心配です。大きな反動が来る事が予測されるので、はじめに話したとおり、いかに自分の体をいたわりながら仕事をするかを考える事、できる限り自分の部屋で休みを取る事、自分の仕事だけをするように心がける事を忘れないでください」
と話された。
自分でもわかっている。この2年、ほとんど寝たきりで用事がない限り、家からも出ず、そんな自分が悲しいといっては泣き、生きている価値がないといっては泣き、感情のないロボットになってしまいたいといっては泣いてばかりだった自分が、いきなりフルタイムで働くなんて、しかも通勤に4,50分かけているなんて無茶をしているってこと。救いは9時から5時までの定時で残業が一切ないこと。1日1万歩の大半を階段の上り下りに使ってしまっているような状態で、本当に続けられるのか、未だに自信もない。
それでも少しずつ、薬を継続しながら前進できたらなぁ、と願っている。
そのためには主治医の言う事は守らないとね。