大パニック

近畿の検査学会でのセミナーも無事に終わり、体調不良ながら何とか2日間の学会を終える事ができた。でも、普段家でやろうと思ってできないことをやろうと重い荷物を担いできたのに、肝心なものを忘れて無駄足に。
検査学会といっても、企業展示もやらないので、特に興味のある演題があるわけでもなく、2日目はひたすら知り合いを探して歩く。水曜の夜診に入るようになって、全然研究会にも顔を出せていないのが気になっていたので、誰かと話がしたかった。
でも、知り合いと話をしているうちにだんだん調子が悪くなってきて、またどきどきし始めた。1人になるとおさまるので、時々休憩しながら、何人かの人と話をしたけど、なんだか弱音を吐いてしまいそうでどきどきするのにも疲れてきたし、息子を迎えに行かないといけないから、と思って早めに会場を後にした。


バスに乗って大津駅に出て、電車を待っていたら、急に動悸がしてきて、本格的なパニック状態に。ベンチで座っていてもそわそわして落ち着かず、動悸は激しくなる一方で、このまま自分がどうにかなってしまうのではないかと思うほどの状態に。電車に乗っている間も動悸はおさまらず、冷や汗なんだか脂汗なんだかよくわかんない嫌な汗は出てくるし、辛くてつらくて、かといって電車を降りたからといってどうにかなるものでもないだろうと思い、ずっと下を向いて歯を食いしばって大阪駅まで我慢し続けた。
電車を乗り換えていくうちに少しずつ治まってきて、息子を迎えに行くことはできたけど、しんどくて、倒れてしまいそうで、泣きたい気持ちで一杯でとても辛かった。