昨日、旦那がTクリニックを受診するというので自分も心療内科に行ってきた。
息子の個人懇談があったし、ヘルパー2級の課題提出の期日だったので、本当はそれどころではないって感じだったのだけど、何とかいくことにした。


主治医は「今日はどうですか」とたずねてくださったが、自分でもいつもと何だか違うと感じていて、口から出た言葉は
「今までと違って、何だかとても投げやりな気持ちになっています」だった。
「もう『どうでもいいや』みたいな感じです。今日はヘルパー2級の課題提出の期限で、そのためにあまり寝ていないせいもあるかもしれませんが、かといって夜も眠れないし、昼間寝てみても2,3時間寝るのがせいぜいで、あまり眠れないからかもしれません」と。
先生は意外そうな顔をなさりながら
「投げやりな気持ち、というのは今までと違った傾向ですね。何か事柄としておこったことはありましたか?」とたずねられたが自分では思いつくことがなかったので、そのように返事をした。
先生は「もう疲れきってしまった状態なのかもしれないですね。ゴムだって、ずっと頑張って引っ張り続けていたら戻らなくなってしまう。少しずつ時間をかけて、ちょっとずつちょっとずつもとの弾力を取り戻すようになるのかもしれませんよ」とおっしゃっていた。
「もう何もする気になれなくて、洗濯もやりっぱなしで、干しっぱなしだったり、とりこんだものもたたみもしないでそのままだったりになっていたりします」と話すと
「傾向としては、今までみたいに『あれもやらないと、これもやらないと』と考えてできない自分を責めたりしていたりするよりは、ずっといいと思うので、しばらくそのままでもいいんじゃないですか?その状態を受け入れてみましょう」といってくださる。
「だけど、自分ではなぜ突然投げやりな気持ちになってしまったのかもわからないので、とてもしんどいです」と涙を流してしまった。
「投げやりな気持ちになって何もできない自分を許せない気持ちになっているのはわかります。とても苦しい状態だと思いますよ。だけどあえて、今の状態を受け入れられるようになりましょう。これから夏休みに入るしね、お母さんと過ごす時間を少しでも多くとっていけるようになりましょう」と励ましてくださる。
個人懇談で以前に嘘をついたことで「うそつきよばわり」された事が悲しくて悔しくて、その思いのたけをぶつけた事も話した。「その感情は親として当然の事ですよ。先生も人間ですから、ストレスもたまるし、ついそういう言い方をしてしまったのでしょうけれど、表現としては不適切でひどいことでしたね。でも、思うことは伝えられて、相手も納得してくれたし、要望も伝える事ができたのでしょう?あまり気にせずにやっていきましょうね」とのことだった。
台湾に行く事も話したら、喜んで下さって、「息子さんにとっては今までとは違う夏休みになるでしょうから、おかあさんも甘えてくれるうちに、いい思い出をたくさん作れるように、家族旅行も楽しめるといいですね」といっていただけた。
頭の痛いことも膝の痛いことも全て話して、でも風呂に入ったりする気力がわいてこない事や、食事そのものもどうでもいいと感じていることまでは話せなかった。


自分の診察が終わってからTクリニックに下りていったら、旦那の番はまだだったので、その日の話の内容を聞いてもらっていたらそこでも泣いてしまっている自分がいた。
この前、息子の前で泣いてしまってから、どうも、どこでも涙を流すようになってしまっている。気をつけないと。