つのる不安・それでも頑張れたこと

昨日はヘルパー講座で、デモンストレーションのモデルをかってでた。だって、誰もやらないし、先生がするのが一番きれいにできるに決まっているから。終了後はやっぱり疲れて、ぐったりだったけど、息子と約束してたのでコロコロコミックとジャンプも買って帰る。バスの中でネット巡回していたら、旦那の日記に「お金となんとかカードを盗られちゃった」と書いてあったので、少し不安になる。
夜ごはんが何もなかったので、鈴屋で弁当を買って食べる。起きていても、不安が大きくなるばかりだし早く寝ようと思っていたら、旦那から電話あり。
「深せんというところは面白いところだけど、治安があまりよくないところで、自分がとられたのはいつも見えるところに入れている、いわゆる『見せ金』で、財布だって100均のものだし、一緒に行った会社の人なんて、下げてるカバンのファスナーを開けられて突っ込んでる手をつかんで止めたぐらいだし、OQOも盗られそうになったけど、ストラップが外れないから、あきらめて走って逃げていったりとかあったんだよ」とのこと。
被害はたいした事がなかったようで少し安心したけれど、ますます不安になる要素もあり、また「さびしいから早く帰ってきて」と言ってしまう。
「ゆっくり休めてる?」と聞かれて、その日の話をしながら「家のことは何にもしてないよ」というと涙が出そうになる。
独身のときも、たかだか4日ぐらい香港やハワイへいったりするだけでとても不安でさびしかった。空港まで見送りに行って泣いてしまった事もあった。いつの頃からか、海外出張にも慣れてきて、不安だけど何とか待つことができるようになっていたのに、盗難とかがあると、「もう帰ってこれないんじゃないか」と不安になってしまう。やっぱり気持ちが弱っているんだなぁ、と実感。


それでも今日は少しだけ頑張って、朝は息子とマクドハッピーセットを食べる。そのあと、晩御飯の買い物をして帰り、Cくんツアーに出かける息子をサンクスまで送っていく。帰ってから洗濯物を干したり、新しく洗濯したり。ほんの少しだけ、部屋も片付けたりして。トイレも便器だけ掃除した。洗ってあった食器類は全部食器棚に収め直して、いらないお菓子の処分をしたり。
頑張りすぎると明日がしんどいよなぁ、と思いつつ、実はじっとしていられなかったのかもしれない。今だって、息子がピアノの練習に行ってるだけなのに、胸が押しつぶされそうな不安が私を取り巻いてじわ〜っと寄ってくるような感覚があって、ちょっと辛い。


自分はこんなに弱い人間だったんだなぁ。ずっと頑張って生きてきたつもりだったけど、そばにいてくれる人がいないということは、こんなにも心細いものなのか。