その2 整形外科

眼科から駆け込みで整形外科へ。上り坂とはいえ、通い慣れた道。脇目もふらず、できる限り信号でも止まらずにすむルートを通り、なんとかほぼ最後の患者になることができた。
体は正直で、さわられるところ全部痛い。
「まだずっと寝てんの?寝てるんもしんどいよなぁ。体中がパンパンのカチカチやんか」と言いながら手際よく注射していってくれる。
帰るとき、たまたま見送りに出てきてくださったので、「これから心療内科に戻る」というと「そうかぁ。気をつけてなぁ」と励ましてくれた。