風邪?ウイルス性腸炎?

金曜日の朝、起きたときに頭痛と腹痛があった。おなかが痛いのはいつも飲んでるサプリのせいで、便通が来ているせいかな、と軽く考えていた。でも、ちょっと辛かったので息子に頼んで寝かせてもらった。エステに行くつもりで朝風呂に入ろうと思っていたのだけど、実際はそれどころではなく無理矢理起き上がって、タクシーに乗って出かける始末。行ってしまえば大丈夫、と思っていたし頭痛は薬で抑えられていたので少し遅れたけど何とかエステの施術をこなす。
ところがこのあとからものすごく調子が悪くなってきて、とにかく気持ち悪い。何にも食べていないせいだろうとコーヒーショップに入ってみたものの、ほとんど水だけ飲んで退散。1分1秒でも早く家に帰りたい気持ちと体とが伴わず、へろへろになりながら、旦那の診察券だけを出して帰宅。むかつきが治まるかと思って炭酸飲料を飲んでみるがだめ。幸い自分の帰宅後に息子が帰宅したので、学童に行くのをやめてもらい、食事の時間まで寝かせてもらうが、ムカムカするし、おなかは下り調子だし、とてもじゃないが寝ていられない。
息子にはレトルトのカレーで我慢してもらい、旦那にはなにかたべて帰ってきてもらうようメールでお願いする。自分はひたすらムカツキと腹痛との闘い。
息子が実験学校に出かける用意もしなければならないのに、38度近くまで発熱して思うように体も動かず、何もしてやることができない状態。とりあえず、翌朝早くに用意することを約束し休ませてもらう。トイレに行けば下痢と嘔気。具合が悪すぎて眠れやしない。
夜中にとうとう嘔吐。昼から口に入れたもの全部が全部出た感じで少し楽になったが、体調は変わらず悪い。


それでも当日の朝は何とか送り出すことができた。帰り道に薬局に寄り、心療内科の処方箋を渡す。そのあと耳鼻科を受診し、「おなかにくる風邪をひいたらしくて、下痢と嘔吐がある」と訴えたらビオフェルミンナウゼリンを処方してくれたので、薬局に戻る羽目に^^;
旦那は歯科治療に1時間近くもかかり、2度も麻酔をされたせいで体調がいまいちだったらしく、せっかく夫婦水入らずの日を二人とも具合悪く過ごす。それなりにゆっくりはできたけど。


息子は、と言うと
「日生に着いたよ」
「小豆島に着いたよ」
「天体観測で、北斗七星が見えたよ」
と何度も携帯で連絡をくれて、私に対する気遣いが感じられてちょっと心苦しく思う。初めての面子での体験学校はどんな感じだろうか、と不安も心配もあり、眠れない夜を過ごす。これまで、学童でのキャンプの時には感じたことのない気持ちに、今までの自分は母親として機能していたのか、と苛まれ、涙に暮れる。


ほとんど明け方になってから眠りについたため、今朝おきたらすでに昼近くなっていた。とてもしんどかったけど、なんとか風呂に入り、洗髪だけはすませ、お昼はかけうどんを食べる。その後、車で出かけ、新大阪周辺で時間をつぶす。息子からの「日生に着いた」コールもあり、元気そうな声に涙が出そうになる。


事故渋滞に巻き込まれ、帰着の遅れた息子たちだったけれど、とても楽しかったらしく、「次も絶対行きたい!」と意欲を見せていた。帰りの車の中では、あれこれ話をしてくれて、少ししんどかったけど、うんうんと聞いていた。祖父母宅に寄っておみやげを渡し、一通り話をして、実験の成果を見せ、帰宅後息子は風呂に入ってパパにも実験の成果を見せて、満足げにふとんへ。
よくがんばったので、一緒に布団に入って話を聞くことにしたが、実は徹夜をしたんだとか、楽しそうに話しているうちに話の内容が支離滅裂になってきて電池が切れたように眠ってしまった。


自分自身は腹痛もあり調子が今ひとつのままだけど、電池が切れる瞬間まで話を聞けてよかったな、と思っている。
電話連絡を逐一くれたことについては
「電話したらママが安心するかなって思って」
という一言に複雑な思いが。成長している息子の優しさに対するうれしさと、心配かけてしまっている自分の情けなさ。いつでもどんなときでも、私のことを案じてくれている事への感謝の気持ち。どれも大切にしていかないといけないのだろうと思う。