愚痴を言える相手

先日、大学病院を離れ、メンタルクリニックを開業されたK先生のところにお祝いのご挨拶に出かけてきた。私が独身時代から?妊娠した頃?ぐらいまで一緒にお仕事をさせていただいていた先生で、10数年ぶりぐらいの再会になる。年賀状で近況を伝えてあったので、ものすごく久しぶり、という感じはしなかったけれど、とても懐かしんでくださり、一緒にお仕事をされていると言って奥様も紹介していただいた。今の主治医は元上司ととても近しい間柄にあるので、どうしても言いにくい部分がある。言われて悔しかったこと、どうしても理解されずに辛かったこと、元上司を知らない人が聞いたらどう思うか、尋ねてみたかったことなど、お祝いの挨拶もそこそこに愚痴を聞いてもらいに行ったようなものだった。「いつでもまた遊びに来て」と言っていただき、またひとつ自分の逃げ場所ができたようでうれしかった。


そんなことを思っていたら、昨日は私を育ててくださった前々職の事務長にばったり出会った。このときもまた再会をよろこんでくださり、互いの近況報告などをして別れた。
過去の私を知っている人たちと再会して喜んでいただけてなんだかうれしかった。
そうそう出会う人たちではないけれど、私には味方になってくれる人たちがたくさんいるんだって、元上司に威張りたくなった・・・威張っても虚しいだけだけど・・・