何もできず、時々泣く

金曜日には結局心療内科へ。前の晩につらつらと綴った手紙を携えて。
主治医は
「ここへ来るだろう事はわかっていましたよ」
「そろそろ春休みの反動もくる頃だと思っていましたからね」と。
手紙を読んでいただいて、
「甘えてくる子供をかわいいと思えるか?」と尋ねられた件では
「こちらも不用意な質問をしてしまったかもしれないですね」と言ってくださったが、とんでもない。
自分の心の核心を突かれたようであとで堪えたけれど、
それは旦那が「自分の子供だもの、かわいくないわけがない」と即答したから。
自分が即答できなかったことが辛かっただけ。


主治医からは
「愛情を与えることには心を砕いているのに、愛情を与えられることにはとても臆病で消極的すぎる」
「恐らくは悲しいことだけれども、生育歴から来ているものであることは間違いない。それでも、現在は全く正反対の幸せな家庭を築くことができている。世の中にこんなに大切にされている奥さんや大事に思われているお母さんはそうそう存在しないと思いませんか?これは、あなたがご主人や息子さんに対して愛情を注いできたから、それに応える形で愛情を返してくれているんです。今のこの暖かい、幸せな家族はあなた自身が作り上げてきたものなのだから、そこのところは誇りに思っていいんですよ」
そんな風に言われても今の自分を肯定することができない、というと
「そこは認知が間違っているんですよ。認知療法の話をしたことがありますね。本も買いましたか?少し落ち着いて元気が出てきたら、少しずつ読んでご覧なさい」とのお返事。


いつしか涙がこぼれて止まらなかった。
「涙は流したらよろしい。少しゆっくりしましょう。しんどいときは息子さんにもわかってもらえるように説明して、メリハリをつけましょう。『ロボットになってしまいたい』と思っているぐらいだから相当疲れがたまっているんですよ」
そうやって、涙をも肯定してくださる。


夜は家で旦那に報告をしていたらまた涙。だって出張に行っている間、寂しかったし、緊張していたし、不安もいっぱいだったし。


土曜日は1日寝ていた。とてもしんどくて、学童に迎えにも行けなかった。ご飯も近所で済ませた。お風呂だけは息子の希望で一緒に入った。
今日もとてもしんどい。このまますーっと消えてしまいたい。