診察日

昨日は息子の塾待ちの間に病院めぐり。
いつも 心療内科に診察券投入→整形外科受診→心療内科受診→薬局で処方薬受け取り→塾のお迎え の順番。ごくたまーに心療内科がガラガラですぐに見てもらえるときもあるけれど、だいたい1時間以上は待つことが多いし、整形外科は予約制なので、こんな順番になってしまう。


昨日は心療内科に戻ったらもう順番が来ていて、すぐに診察室に呼ばれた。
「あれからどうでしたか?」と尋ねられたものの、言葉が出てこない。この数日の出来事と自分の状態をうまく表現できない。しばらく考えた後「どういっていいのかわからないのですが、調子は良くないです」とお伝えする。
やっと自分の親から解放されそう、と思った矢先に姑の愚痴を何時間も聞く羽目になり、やっぱり自分の役目はそう言うところにあって、ただ単にシフトしてきただけなのか、と思ったこと。しかも今度はスープの冷めない距離に相手がいるのでなかなか「距離を置く」「できるだけ関わらない」と言ったことができにくいこと。


主治医は軽いため息をつき、
「あなたが本当にしっかりしているからでしょうね。話半分で聞いているようでも、的確にしっかりとした答えを出せているから『頼りになる娘』『頼りになる嫁』と思われているのでしょう。だけど、全面的に受け止めてしまうと、あなたにかかる負担は相当なものですから、あなたが言うように『話半分』を心がけて、聞き流していくようにしましょうね」
とおっしゃった。


そのあと、友人の妹さんが結納であったことを話し、うらやましい、とか自分が哀れに思えたといった感情を伝え、昼間に夫とメッセンジャーで話をしたところ
「私は、ただ『そうか、そうか』と聞いて欲しいだけなのに、主人は『過去は過去のこととして、今を生きることを考えないと前に進めない』と結論を出そうとする」
そう言っているうちに涙が流れていた。
そんな私に対して
「それはね(夫には私の気持ちが)わからないんですよ。今までの育ってきた環境や状況を考えれば、今(うらやましいというような)そう言った感情が出てくるのは当然です。仕方のないことですよ。」
と話してくださった。
他人のことで翻弄されて揺れる私の気持ちをわかってくれる人が存在したことに、安堵。


おかげで、昨日は少し気になっていた友人にも電話をかけることができた。
心から主治医に感謝。