ちょっと下降気味

この酷暑の中、ずっと家族でいるせいか、昼寝もせずに何となく起きて動いているので、だるくなってきた・・・
それでも昨日は息子の夏休みの宿題の一つである「絵」につきあってパレットに僅かばかりカチカチに固まって残っていた黄色の絵の具を溶かしてクリーム色を作るのを手伝ったりしていた。画用紙いっぱいに市バスの絵を描いたのでほんの少し残った背景にうす〜く空色を塗ったりもした。午後から始めたせいもあるけれど、終わったのは夜の10時前。普段なら息子は布団に入っている時間である。


疲れているのだけれど、眠れない。睡眠導入剤を増やしてみても、精神安定剤を追加しても眠気がやってくるのはすごく遅い。
精神的には前よりは安定しているように思えるのだけれども、すごくしょうもないことで罪悪感にとらわれたり、そんな話をしていると涙が出てきたりしてしまう。旦那から「ちょっと起きている時間も長いし、調子いいみたいだね」なんてことを言われると、返事ができない。本当は家で寝ていたいのに「出かけようか?」と誘われるとその言葉に従ってしまう。車の中でもあれこれ尋ねられても聞いていないことが多く、とんちんかんな答えをしたり、おこられたり・・・・・


しばらく、家族全員で過ごしていて事や、息子の相手を旦那がしてくれていたのでそれに甘えてしまって、自分がやっていたこともますますできなくなっているように感じてしまう。
食洗機だって、未だに旦那が全部やってくれている。
息子の相手も、翌日が休みだと旦那が布団の中で話し相手をしてくれて、私が行く頃にはつぶれたように寝てしまっている。
買い物も、もうすでに自分の足で歩いていくことがほとんどない。(万歩計から『最近歩いてないけど、どうしたの?』と聞かれる始末^^;)
家の中だって片付けることが山ほど残っているのに、もう手を付けたくなくなっている。
明日の月曜日までは、学童を休む予定なので、明日をどうやって過ごすかも問題だ。


実母から来た手紙にも返事も出せず、電話をかけることすらできず、馬インフルエンザのせいにして、帰省もしなかった。
世間が通常に戻るにつれて、また自己否定と不安の日々に戻りつつある。
胸に大きな石の塊が詰まりつつある。
一番最初のピッコロ大魔王が「かわいい我が子を生みだす」とか何とか言って口から大きな卵をはき出すけれど、あんな風に胸につかえている石の塊のような重くて辛い思いをはき出すことができれば楽になれるかもしれないのに。


「生きているだけでいいんだ」ってどなたかのブログにあった。
「一生分の頑張りをやり遂げてしまったのだから、ゆっくり休んでいい」とも。
いつもいつも主治医からも言われる言葉。
頭ではわかっていても、体が理解しようとしない言葉。
言われるたびに胸が締め付けられるように苦しくなって、涙が出てしまう。


こうやって日記を書いている間にも、旦那が台所に立って、食洗機から洗い終わった食器を取り出して食器棚にしまってくれている。お盆休みの時にはまとまった休みで家にいるから、と言う気持ちで甘えていたけれど、会社勤めが始まってからもそんな風に助けられると、申し訳ない気持ちと、できない自分が情けなくなって、辛い。


だけど、「やってくれなくていいよ」という言葉を飲み込んで「やってくれてありがとう」と感謝の気持ちを伝えられるようになったのは一つ前進したと思っていいのではないだろうか。