夜眠れなくて、旦那がおきてくるまで主治医に手紙をしたためる。心身ともにダメージが来ているので、とてもしんどい。左腕のしびれもあるので、あまり長く同じ姿勢を保てない。
旦那が早く起きてきて、出かけるまでに2時間ほどあったので、寝させてもらうことに。
今朝は息子には鳴門屋のクロワッサンを食べるようにしておいたので、比較的楽な朝だった。


思い切って9時1分のバスに乗り、一旦鶴橋で降りて、心療内科とTクリニックに診察券を放り込み、歩いて整形へ。ちょうど院長先生のご出勤の時間だった。リハビリが休みだったので、診察の人しかおらず、案外空いていた。さすがに診察開始の10時を過ぎた頃から混んできたが・・・・・
とにかく打撲している左側を中心に注射してもらってしのぐ。同じ週なので、自費扱いになってしまうとのこと。来週は5回目なので、やっぱり自費扱いになるということだったので、ひとまず1週お休みする事に。


そのあと、11時前ぐらいだったので先にTクリニックへ。頭皮のかゆみや痛みが軽減されてきた事を伝えると、念のため、もう1本ローションを出してくれた。それと、ときどきじゅくじゅくになる部分も見てもらうと、そこには同じ成分の軟膏を出してくださった。「これで様子をみて、薬がなくなる頃にまたいらっしゃい」ということで、あんまり通わなくてすみそう。薬をもらうのにだいぶ時間がかかったが、それでも12時ぐらいだったので一安心。


「お昼ごろにはもどります」と伝えていた手前、あんまり受付ギリギリになるといやだな、と思っていたが12時過ぎには心療内科に到着。当然順番が来ているので、2番目ぐらいに呼ばれる。
「どうですか」とたずねられて、「今週は調子がよくないです」と。
いつものように手紙を読んでいただく。先生はいろんな表情をしながらじっと黙って手紙を読んでおられる。読み終えた後、今日は少し間があって、
「今回は行き違いとか、テレビの事とか、いろいろありましたね」と言って、私のほうに向き直ると、
「でも、テレビの事は自分とは全然関係のないところの話ですからね。こういうものを見て、不安になる気持ちや自信を失う気持ちはよく分かりますが、息子さんとの関わり方もいい感じだと思いますし、最初の頃と比べたらずいぶん良くなってきていると思いますよ」と言ってくださる。
そして「やっぱり1番の問題は『家事に自信が持てないこと』ですよね。片付けについても今回書かれていましたが、やりはじめたら最後までやりきらないといけないと思い込んでしまっている。だけどね、子供と言うのは家事をしているお母さんの姿を見て、いろんなことを覚えていくもんでしょう。そうじゃないと、どうやって片付けたらいいのか、どうやって掃除をすればいいのか、どんな風にしてごはんを作ればいいのか、わからないまま育ってしまう。だから、どんどん見せてあげたらいいと思います」と。
「ご飯を作っているところに入ってきたりとかもするんですよ」と話し、
「自分のことを思い出してみると、私にとっての家事は『裏方』のような影でするようなことばかりだったように思うんです」というと
「それで『否定的』な事だと考えているのですか?」と聞き返され
「『否定』というよりは『縁の下の力持ち』みたいな見えないところで活躍する事、みたいなイメージがあります」と返事をすると先生はうなずいておられた。
片付けの話が出たときに「徹底的にやらないといけないと思うと、どこから手をつけていいのかわからなくなって、結局全然できない」と話していると、涙が出てきてしまった。
「それでも、少しずつやるようにして、『家族の休日』は『私の休日ではない』ので、平日に『何も用事をしない日』を作るようにしようと思っています」と何とか声を振り絞って話すと
「そうですね。間に充電する日を作って、そこからまた次へ続くようにするのはいいことかもしれませんね」と答えてくださった。


「最初の頃と比べたら、ずいぶんよくなってきていますから、あせらずにゆっくりやりましょう。波はあるものだからあんまりくよくよしなくても大丈夫」
先生は今日はそう結んでくださった。
ずいぶんよくなってきているのは自分でも分かるつもり。
でも、今日泣いてしまった自分はもどかしい。
旦那の前で泣くときは、理由がある。
先生の前で泣いてしまうときは、理由がないこともある。自分自身が歯がゆくて泣いてしまう部分があったりする。
何も問題が解決されず、ただ泣いて終わってしまった自分自身が悲しい。