何もかもうっとうしい

「面倒」と「億劫」に支配されている今の私。
ジェイゾロフトに替わってから、身体面はずいぶん楽になった。台風や通り雨など、急激な気圧の変化に伴う頭痛はあるけれど、デプロメールのときのように1日中頭が重くてしんどい、なんてことはなくなったし、今回は初めから目立った胃腸障害もほとんどない。パキシルのときもデプロメールのときも2週目ぐらいからむかつきがあったけど、今回はない。「下痢をするかも」といわれてたけど、食べる量が少なくなっているせいか、食べ過ぎたときにおなかをこわす程度なので、これは薬のせいではないと思う。昼間の眠気も夕方のだるさも、ずいぶん楽になった。2度寝をしようかと毎朝息子を送り出してから思うのだけど、それも結局ほとんどしていない。
ずいぶん楽になったはずなのに、「意欲」なんてかけらも持っちゃいない。目の前の事、ギリギリにならないとできないし、やることはたくさんあるはずなのに、それすらも頭に浮かんでこない。ただ漫然と1日を過ごしているだけ。ゆうべ、旦那に「あ〜、今日も何にもしなかった」といったら笑われた。だって本当にそんな感じなんだもの。そんな事でいいのかどうか、なんてことを考えるのも面倒だ。一時は読めていた、雑誌や漫画、ときには文庫本程度までいけてたのに、それも億劫。PCさえ立ち上がっていれば、ituneで音楽が流せるのに、そんなこともうっとうしい。


そうか、「鬱陶しい」んだ、いろんなことが。
この前、やっとの思いで風呂に入った。いつも整形外科に行く前にシャワーで髪と顔を洗うだけで精一杯だったから、ものすごく久しぶりに全身をゴシゴシした。うちの風呂はパパ仕様で、温度がかなりぬるめなので、半身浴でもしようと思って、それ用の椅子まで持ち込んだのに、洗い終わったところで力尽きた。風呂の蓋を開けて、ゆっくりつかろうなんて思いもつかないぐらい。ゴシゴシも久しぶりで中途半端なので、体を拭いて乾いてみれば、全身が粉を吹いている状態。世界の大温泉でも行って、あかすりでもしてもらおうかなって頭では考えるけど、体がついてこない。しかもまだ傷病手当金が振り込まれていないので、お金ないし。


主治医は、追加投薬があまり奏効を示していないので、ちょっと渋い顔をしてらした。そして、「だんだんと調子がよくなってきたら、意欲も出てきますよ。でも、元気になってもしばらくはゆっくりしましょうね」と話してくださった。


はぁ・・・・・いつになったら戻ってくるの?私の元気・・・・・