続かない気力と募るイライラ

経済的なことが大まかに片付いて、これからは義両親へ返済をしていくようになり、その点はとても感謝しているし、他の面でもいろいろ助けてもらって出来損ないの嫁なのに、大事にされていると痛感している。


仕事もまあたまに残業はあるけれど、せいぜい月に4〜5時間ぐらいなので、たいしたこともない。


それでも、この1月ほど、とてもしんどい日々が続いている。


一つは職場での人間関係。仲違いをしているとかではなくて、仕事の邪魔になるぐらい自分の都合だけで愚痴りに来たり、相談にきたりする人が1名いる。
私の仕事部屋は、使用中には「検査中」という札がかかっている。そして他の部屋と異なり、ドアのレバーを下げるとロックがかかるようになっている。そのすべてを無視して、仕事中にガチャガチャと大きな音を立てて侵入してこようとするのだ。
初めのうちこそ「ガチャガチャせんでも開くから」ぐらいの注意しかしなかったが、最近は向かっ腹が立つので、音がすると「何でしょうか!!!???」と大きな声で注意をするようにしている。
ヘルパーの勉強を始め、学校に行きだしたので、私が持っていただけの資料を手渡して自習を促したつもりだったけれど、「全然わからへん。全部教えて欲しい」と言い出す始末。
現状はどうあれ、先輩のヘルパーの悪口は言いまくる。聞く方も受け流すようにしているが、これって非常に無駄なエネルギー消費をしていて実りがない。


2つめは昔の職場での働き方について、事細かに尋ねてきたメール。はっきり言って病気になった原因の一つだし、思い出したくもないようなことに関して不躾に、無遠慮につっこんで聞いてくる、その精神はいかがなものなのか?
とてもじゃないけれど、以前のことは語りたくはないし、今は同じ職種でも、全然異なる部門に所属しているので、今後はこういった質問にはお答えできないかもしれません、とお茶を濁しておいた。


休日は、また1日のほとんどを寝て過ごすようになり始めてきたし、仕事に行くのは辛くないし、忙しくて大変でもそれはそれで楽しい時間を過ごすことができるのに、イライラが募る。
デパスを職場で飲む機会が増えてきた。それもいっぺんにたくさん(といっても規定量は越えていないけれど)。    


はぁぁぁぁぁぁぁぁぁ・・・・・・・・・

そろそろ限界・・・?

10月から働き始めて、はじめの1ヶ月は診察のたびに「これで何日勤務できた」と数えながら「無理をするとあとで大きな反動が来るから気をつけて」と言われていた。1ヶ月目を迎える頃までは社会復帰できた事が嬉しくて、かなりテンションも上がっていたので何とか乗り切る事ができていた。


しばらく働き続けていくうちに、肉体的にも、精神的にもダメージを受けるようなことが多々見えてきた。避けては通れない事から、できれば避けて通りたい事、係わり合いになりたくないことや、なぜ自分にお鉢が回ってくるのかわからないことまでいろいろある。
おまけに、家庭内の事情もあり、今の私にはエネルギーがない。
仕事に行くことはできる。働く事もできる。でも帰りのバスの中ではうつらうつらとしていて、自分の家の側のバス停で降りそこないそうになることが多くなってきた(なぜか実際には降りられているけれど)。前職の倍ほどの料金がかかるというのに、タクシー通勤する事もある。
帰宅後はおばあちゃんのところに夕食をいただきに行くが、もうそれすらもしんどくて、「ご飯を食べずに寝てしまいたい」とも思う。食べたあとは食器を下げたり、おばあちゃんが洗った食器を拭いて食器棚にしまうのも私の仕事になっているので、疲れはますます溜まるばかり・・・・・


汚い話だが、人を相手にしている仕事なのに、お風呂に入ることもままならない。1週間のうち2回程度湯船に浸かる事ができればいいほうで、今の悩みは髪を洗う事ができないこと。前髪も伸びきっているので、全部一まとめにくくっているのであまり他人様に迷惑をかけてはいないと思うのだけれども。


精神状態は抑うつ状態、といったところ。薬のおかげで「うつ状態」まではいかずに仕事をすることが出来ているのだと思うけれど、主治医の前では診察のたびに涙を流す日々に戻ってしまっている。
「休みたい」気持ちがふつふつとわいてくるのを感じるのも今までにはあまりなかったことだ。これで私が休んだら職場は元のてんやわんやに戻ることが予想されているにもかかわらず、「休みたい」気持ちがおさえられなくて、帰宅後に泣いてしまう事もあったりする。


疲れているのかなぁ・・・・・

診察日

今日は診察日だったが、水曜日にしては珍しく空いていて5番目だった(それでも1時間ぐらいは待つけれど)


去年仕事を始めてから、もう毎日疲れきってしまってほとんどの家事を放棄している。階段の掃除や、部屋の掃除機かけなどは息子がやってくれているし、食器はほとんど旦那が食器洗い乾燥機と食器棚とを入れ替えしてくれている。晩御飯も作れないので、しばらくはおばあちゃんのところでご飯だけ炊いてもらって、買ってきたおかずを食べる、もしくは外食、という生活を送ってきたが、経済的負担も大きくなり始め、それとともにストレスも高くなり、注意力散漫、あちらこちらで転倒してあざだらけになっている。


そして夫婦で話し合った結果、親に相談して、生活を立て直す方法を一緒に考えてもらおう、ということになった。結論から言えば、主人の両親に借金をする、ということなのだけれど、その話が初めて出た夜は家計を預かる自分がだらしないせいか、と自分を責めて責めて涙が止まらなかった。
主治医は「それだけ今まで奥さんの収入に頼った生活をしてきたということで、あなたが悪いわけではありませんからね。でもとても大事な事なので、よくよく相談しあってよりよい解決策が見つけられるといいですね」と言ってくださった。


それから、調べられるだけの事を調べて、揃えられるだけの資料をそろえて旦那の実家に夫婦で頭を下げに行った。最終的にはおじいちゃんに全て一任するという形におさまったけれど、「あんたのことは本当の娘のように可愛いと思ってるねんで。最後の最後には面倒見てもらおうとも思ってるねん。どうかこんなことで別れたりせんといてや」とおばあちゃんに泣かれた。おじいちゃんからも息子のことについてもあれこれと諭された。申し訳ない気持ちと、情けない気持ちと、自分が崩れていくような感覚がいっぺんに襲ってきて、初めて義両親の前で、自分が病気になってどんな風にしんどいのか、どんな状態なのか、気持ちを吐露し、大泣きしてしまった。


今日の診察では、注意力が抜け落ちていて、よく転倒したりつまづいたりする事、経済的な問題については少しずつ話が進められていっていること、その中で自分は嫁として申し訳ない気持ちで一杯なこと、妻としても自信を見失っている事、母親としても晩御飯のほとんどをおばあちゃんに任せてしまっているので(しかも実家に食べに家族で出かけている)気持ちのやり場がないような、自分自身がどうして行けばいいのかわからなくなっていることなどを話しているうちに涙が流れていた。
主治医からは「お嫁さんの立場からすると、厳しい話で辛いところですね。だけどご主人がご自分の両親と話し合って決められたことですし、それについていったらいいのと違いますか?今は気分も落ち込んでいて、集中力の低下も顕著に現れているので、仕事は控えめにするように気をつけましょう。くよくよせずにいきましょうね」といった言葉を頂く。


それでもやっぱり嫁として、妻として、母として失格なダメ人間だと思えて仕方がない。仕事してお金稼いできたって、家庭のこともできないような自分は無駄な存在なのかもしれない。だけど、借金を新たに抱える以上、しかも義両親がコツコツと爪に火をともすような思いをしてためてきたお金を借りる以上、完済するまでは頑張らなくては。そこまで気力と体力が持つだろうか・・・・・

久しぶりの涙

この2日半ほど旦那とほとんど口をきく機会がありませんでした。
火曜日は塾の日だったので、とりあえず自分たちは夕食を食べて、旦那にはメールを送ってありました。
「まだまだ遅くなるから何か買っておいて」
という返事を受け取ったので、コンビニ弁当を買って帰り、息子と一緒にお風呂に入っていました。その間に旦那が帰宅。
入浴中に旦那からの不在着信があったので、少し機嫌の悪そうな顔を見ながら何だか不安になってきました。買ってきた弁当も半分も食べず、「もういらない」といってリビングのテレビも珍しく自分で消し、自分の部屋にこもっています。
普段なら音で一杯のはずの旦那の部屋がとても静かで、声をかけていいのかどうかもわからないような状態だったので不安はつのる一方です。
「機嫌悪いの?」とそーっと聞いてみたけれど
「疲れているだけ」とぶっきらぼうな返事が返ってきただけでした。
「肩でももんであげようか?」と声をかけても
「いらない」の一言。
「側に寄らないほうがいいのかな?」と思い切って聞いてみると
「うん。今日はそうして」と。


もうここで私の心は限界を迎え、泣きそうになりながら「もう寝ます」というのが精一杯でした。いつもなら息子の布団に向かうのだけど、泣き顔を見られたくなかったので、そのまま自分のベッドに直行。布団をかぶってしばらく泣いていました。
やがて、息子が自分の布団へ誘いに来たので、仕方なく一緒に寝ていましたが、気持ちがどん底で悲しくて、ついつい息子にも
「パパが口を利いてくれない
「側によってもあかんって言われた」
と話して泣いてしまいました。
息子のほうがもうしっかりしていて、
「パパはな、仕事で疲れててちょっと機嫌が悪いだけやから大丈夫やで」
「明日になったらパパも元気になって、機嫌も直るって」
「ママの事を嫌いになったり、怒ったりしてるんじゃないから心配せんでもいいねんで」
と慰められる始末。


そもそも拒絶反応に弱く
「自分が相手の機嫌を損ねてしまった」
と思って自分を責めて悲しくなっているところに、わずか9歳の息子に慰められている自分が情けなくてしばらく涙が止まりませんでした。


まだまだ「うつ波」からは離れられないんだなぁ、と思いました。


翌日は、私が帰宅したときには家族は二人とも寝ていて
「また今日も口をきけなかった」
という思いでいっぱいになってしまい、ベッドで寝る勇気がなくて、息子と朝まで一緒に寝ていました。


明日から旦那は東京に出張するので、もし今日も口をきけなかったら土曜日の晩まで口がきけなくなってしまいます。その事がとても不安でしたが、少し風邪気味で、体調がよくないようでした。


寝る前に
「口をきけなかったし、機嫌が悪そうだったので、とてもさびしかった」
と話したら
「しんどくてひどいことを言ったらかえって悪循環を招くと思ったからね。さびしい思いをさせて悪かったね」
と少し肩をもんでくれましたが、自分が病気でなかったら、こんなに気を使わせなくても良かったのに、とまた涙が出てしまいました。


仕事は順調ですが、気分の波に左右されたり、周囲の出来事に左右されたりする毎日です。

連休は休養日

働き始めて初めての連休を迎えました。初日はひたすら寝ました。1回目に目が覚めたとき、旦那が出勤のちゅーをしにきたときでした。2回目に目が覚めたのはお昼の12時半頃で、薬を飲むために、コンビニまで買い物に行き、自分にはパンを、同じように寝ていた息子にはおにぎりを買い込んで、家でとりあえずものを食べて薬を飲んでからまた寝ました。3回目は息子が夕飯をおばあちゃんのところに一緒に食べに行こうとか言っていたような感覚はありますがあまり記憶に残っていません。7時半頃になってようやく目が覚めてきて、息子に「とにかく何でもいいから晩御飯食べや」といわれて買出しにでようとしたところで、旦那から帰るコールがあったので、近所の焼き蕎麦屋さんで買い物をして帰って一緒に食べたけど、薬を飲んだあと、10時過ぎにはまた寝てしまいました。


2日目の今日は、8時ごろに朝マックに出かける二人に朝食を頼み、買って来てくれたホットケーキを食べてから洗濯と流しにたまっていた洗い物を片付けました。
息子はおばあちゃんのカンツォーネの発表会におじいちゃんと出かけていったので、その間に電気街へ行ってお買い物をかねて昼食とお茶。帰宅後は洗濯機も止まっていたので、洗濯物を干し、2度目の洗濯。ずっとしんどくてほったらかしていたペットボトルの山も分別して袋に分けてガレージへ。
そこで力尽きてしばらくベッドで休んでいたら、息子のご帰還で、早めの夕食ということで、回転寿司に。


久しぶりによく休んで、家事も頑張れた2日間でした。
あとは、明日に疲れを残さないで、ちゃんと出勤できるように祈るばかりです。

疲労のあまり、声も出ず

昨日は診察日でした。翌日の土曜日が祝日なので、絶対に込み合うと思い、あらかじめ息子には塾が終わって迎えに行けていない状態だったら、心療内科まで来てね、と頼んでおいたのは正解でした。
塾が終わる時間を気にしつつ、雑誌をめくっているうちに寝てしまっていたようで、息子に膝を叩かれるまで気がつきませんでした^^;さらに息子が横で漫画を読み出したので、呼ばれたら教えてくれるという安心感も手伝って、さらに眠り込んでしまい、呼ばれたときにはちょっとふらつきがある感じでしたが、診察室に入って挨拶を交わしたら声がほとんどでません。
「すみません。呼ばれるまで寝ていました」と言うと、「そうですか」とうなずきながら、「仕事はいかがですか?」と尋ねられました。
「さすがに疲れてきました」
「でも少しずつペース配分を考えられるようにもなってきたように思います」
「ただ、今週は自分で自分を追い詰めているようなところがある、と感じることが続いたので、昼食後にデパスを飲んで頭を冷やすようにした日がありました」
などといった事を順々に答えていきましたが、
主治医は
「仕事をすることで、自尊心もずいぶん取り戻せてきたと思いますし、役に立っている、頼りにされている、といった喜びも感じていることはよく分かります。だけどね、体力的にはもうほとんど限界に近いでしょう?そこが一番心配です。大きな反動が来る事が予測されるので、はじめに話したとおり、いかに自分の体をいたわりながら仕事をするかを考える事、できる限り自分の部屋で休みを取る事、自分の仕事だけをするように心がける事を忘れないでください」
と話された。
自分でもわかっている。この2年、ほとんど寝たきりで用事がない限り、家からも出ず、そんな自分が悲しいといっては泣き、生きている価値がないといっては泣き、感情のないロボットになってしまいたいといっては泣いてばかりだった自分が、いきなりフルタイムで働くなんて、しかも通勤に4,50分かけているなんて無茶をしているってこと。救いは9時から5時までの定時で残業が一切ないこと。1日1万歩の大半を階段の上り下りに使ってしまっているような状態で、本当に続けられるのか、未だに自信もない。
それでも少しずつ、薬を継続しながら前進できたらなぁ、と願っている。
そのためには主治医の言う事は守らないとね。

無理と焦りは禁物だとわかっていても・・・

休み明けは体がきつくて起き上がれなかったりします。仕事に行くのが嫌なわけではないので、まずそこで無理に体を起こして出かけてしまう。
その上、体調が悪いものだから、思考もどんどんネガティヴになってきて、
主治医から言われている
「仕事のないときは自分の部屋でゆっくり休憩して、呼ばれるまで他に仕事をしないこと」
という言いつけを守れずに、あっちでウロウロ、こっちでウロウロ、部屋の中でも1人で仕事の事で頭が一杯になってしまいます。
もう自分で自分を追い込んでいるとしか思えない状況にはまってしまうことも。


今日もお昼ぐらいに頭の中がギンギンになってきたので、頓服のデパスを飲んで、しっかり昼休みを取って午後の仕事に備えておきました。


これ以上、自分を追い込むようなことになると、もとの木阿弥になってしまうと思うので、セーブできるように心がけていますが、結構むずかしいですね^^;